ブルガリア 3日目

k-net2006-10-28


朝食後、試合会場に出発するまで時間があったので、散歩に出かけました。 ホテルの前は片側2車線の道路でした。自動車と一緒に農業用の荷馬車が道路脇を走っていました。
パカッパカッパカッ…
ドナドナドーナー、ドーナー、荷馬車がゆーれーるー♪
口ずさんでみました。


少し歩くと、小さなスーパー付きのガソリンスタンドがありました。そこで買い物をすることに。ブルガリアではユーロがつかえないので、ホテルでブルガリア通貨のレフに替えてもらいました。1レフ=78円くらい。


店に入って何を買おうかいろいろ迷ってると、美人店員さんに
「○★◇※ ◇△◎∴」と話しかけられました。多分、
「何か、お探しですか。」
的なことをいっていたと思われたので、チョコを指差して
「イズ ディス ブルガリアン?」
と 初心者級英語で聞いてみました。
「ダ ブルガリシュ∴※◎◇……※…」

箱の文字もロシア語みたいなキリル文字が 書いてあったので ブルガリア製だろうと判断して、お土産に買いました。
ロシア語に使われるキリル文字ブルガリアが発祥の地らしいです。また、ビールも種類がいろいろありました。1〜1.4 レウ゛ァでした。お土産に数本買いました。酷があって、とても美味しかったす。(^O^)/C□
土産を手にホテルに戻りました。

16時半、ホテルを出発。試合会場のユニバーシアード体育館に向かいました。代々木第二体育館ぐらいの広さでしょうか。


19時、ハードロックバンドによるオープニングイベント終了後、一撃ブルガリアが開催されました。
カラテマッチ出場の面々
キックマッチ出場の面々

フランシスコ・フィリョ師範による開会の挨拶後、選手の紹介がありました。最後から3番目に佐藤匠選手、マウーショ選手が呼ばれました。マウーショ選手が前にでると、その大きさにどよめきが起こりました。('o')


19時半、2分3Rの空手マッチが始まりました。空手マッチは5試合行われ、アレハンドロ ナバロ(スペイン)、ゴゴネル(ルーマニア)などの選手が出場していました。
キックルールの試合も5試合行われました。佐藤匠選手の試合は最後から3番目に組まれていました。
キックミットを打つなどワォーミングアップを済ませ、準備完了。


21時 いよいよ試合開始です。

ラウンド1
静かな立ち上がり、前半はお互い様子をうかがう展開。中盤、後半はマウーショ選手の左右のパンチに佐藤匠選手はブロック、細かいパンチ、ロー・ミドルをかえす展開に。


ラウンド2
序盤から佐藤匠選手のローにマウーショ選手がぐらつく。


マウーショ選手もパンチで反撃。そして、中盤にさしかかろうとした時、ローキックでガードか下がった顔面に佐藤匠選手の右がクリーンヒット。マウーショ選手ダウン!
「1、2、3、4…」レフリーのカウントが入る。
「…9、10!」
「カンカンカン……」
レフリーの合図でゴングが鳴り響き、試合は終了し、佐藤匠選手の手が上げられた。
プロ2戦目、遠い異国の地で勝利を掴みました。
その後、キックの試合が2試合行われました。
最後の試合は、ブラジル支部ファビアーノ選手がブルガリア支部のギオルギー選手と対戦。3ラウンドに左フックでダウンを奪い、ファビアーノ選手が判定勝ちしました。


その後、レセプション会場でサヨナラパーティーが行われ、翌朝の飛行機で帰路につきました。

今回プロ2戦目の勝利で、本人も自信がつきよかったと思います。これに驕ることなく 練習を続け、今後の活躍に期待したいです。

最後に、今回のブルガリア遠征にあたり、お招きいただいたブルガリア支部関係者の皆様、また、渡航手続き等でお世話になりました総本部関係者の皆様、ありがとうございました。